人間関係

自分の感情をコントロールできない人を助ける3つの考え方

自分の感情をコントロールできていますか?

セルフコントロールともいわれる、感情の制御。周囲を見回しても、大人なのに感情に飲み込まれてみっともないなあ…と感じる残念な人ってけっこう居ますよね。

自分の感情を制御できないことは、百害あって一利なし。

これからの人生で損をしないためにも、適切なセルフコントロールはできるようになった方が間違いはありません。

感情抑制ができずに人間関係が泥沼化して、さすがに懲りました

雨降り時の水たまり

感情の制御、抑制、セルフコントロール……

出来ているかと問われれば、もちろん私も他人に対して偉そうなことは、まったく言えません。

仕事で理不尽な要求を受ければムカッとしますし、それとは気付かれないように相手をスルーしたり、あえて避けたりもしています。それでも自分の感情を前面に出して相手に悟らせない限りは、人間関係における余計な摩擦は極力回避できるもんです。

 

でも、昔の私は感情のコントロールが今よりももっとド下手くそで、かなり人間関係を泥沼化させてきました。

自分の感情にまかせて相手とやり合うって、本当にプラスのものが何も生まれないんですよ。残るのは相手に対する恨みやら怒りやら自分に対する自己憐憫やら…。とにかく他人に対しても自分に対しても攻撃的で、マイナスでネガティブなもんしか生まれない。

 

私は大きく遺恨の残る相手とは、それ以降も上手い対応が出来なくて。そのせいで職場に居づらくなって仕事を辞めたり、友達との縁が切れたり…。

自己嫌悪や怒り、恨みで夜も眠れずにメンタルが崩壊しそうになった事も、もちろんあります。

ただ、そういった泥沼を何度も経験したことで、それなりに学んだり懲りたりもしました。

現在は

【感情というのは、本来コントロールできないもの】
【感情は湧いては消えるだけのもの】
【人間関係に波風立たないレベルなら、感情を制御しなくても良い】

という考え方に落ち着いています。

感情をコントロールしようとするから失敗する

まず根本的な問題として、感情ってコントロールできないものです。本来は。

有名な例ですけど、『絶対にイメージしないで下さいね。ピンクのイルカをイメージしないで下さい、絶対に想像しないで下さいね』

……たぶん、頭の中に一瞬だとしても現れましたよね、ピンクのイルカ。

 

そういったイメージと同じで、感情も基本的には湧いてくるもの、押さえることはできないものです。ただ、自分の捉え方しだいで上手に受け流すようになれる。ただそれだけのもです。

コントロールはできなくていいし、基本的に制御はできないもの。それが自分の感情。…いや、自分の感情、ではなくて、【自分の中に湧いてくる感情】ですね。

屋外パーティーの画像

わいて来ちゃうのは仕方ない、こちらがやる事は、その湧いてきちゃった感情をどう処理するか。大事なのはここだけです。

 

極論を言うと、別に怒ったって悲しんだって喜んだっていいんですよ。上手に処理さえ出来れば。どんな感情が自分のなかに出てきたって、悩む必要はないんです。

感情はあなたとは別個の、浮いては消えるあぶくのようなもの

感情と自分とを、同じ者ものだと考えると結構しんどくなります。

自分でも引くほど、冷徹で残酷な感情が湧いてきて、こんな事考える自分はダメだ、人間失格だ…なんて自己嫌悪したり、ささいな事でも瞬間湯沸かし器みたいに怒ってしまって、後で冷静になってやっぱり自己嫌悪したり。

感情と自分が同化すると、凹むことが多くなるので、まずは【自分と自分の中に湧いてくる感情は別物】と認識します。

 

自分の感情に振り回されてしまう時は、感情とはわがままな5歳児のようなもの、と考えてみてはいかがでしょうか。

わがままな5歳児は、まだ5歳なので大人の理論は通用しません。叩いたらよけいに泣きわめきます。どうすればこの5歳児はおとなしくなってくれるのでしょうか?

 

正解は、放置です。

放置しましょう。そして5歳児が諦めておとなしくなるのを待ちましょう。

 

放置になれると、そのうち自分の中に湧いてくる感情は、水面に浮かんできた、ただのあぶくになってきます。もしくは水面に落ちた水滴がつくる、ただの波紋。もはや人ですらありません。

水面におちる滴

あぶくも波紋も、時間がたてば自然と消えてしまいます。感情は、実はそんな儚いものなんです。たとえば昨日のこの時間、あなたはどんな感情を抱いていましたか?

一年前のこの日、この時間は?3年前、10年前は?

 

おそらく覚えていないでしょう。覚えているなら、その記憶力は素晴らしい才能です。なにか実生活で有効に活かす事を考えてはどうでしょうか。

感情とは、ただの5歳児。感情とは時間とともに消える、あぶく、波紋もようなもの。

無理に自分の中の感情を押し殺さずに認めるだけでいい

ところで、感情とは自分の中に勝手に湧いてくるもの。自分とはまったく別物なので、これをコントロールすると無理がでます。

昔私が失敗したのが、本当は怒りではらわたが煮えくりかえっているのに、そんな怒りを感じる自分はダメだ!とばかりに自分の気持ちを押し殺したこと。抑制すると、感情はいつか爆発します。

感情は、押し殺すのではなくて、その姿形(喜怒哀楽)や、湧いた経緯をはっきりさせると後腐れが少なくなります。

自分の中にある感情をバーッと紙に書き出したり、信頼出来る人に話してみたり、とかですね。

 

それとは違いますが、私がよくやった(やる)のは、脳内他人シミュレーションというか…

・自分の抱いた感情を、第三者が持っていたらどんな感じか?ハタからどう見えるのか?

というのを、イメージをすることでした。

光のなか、鍵を持つ手

そうすると、『あ、なんか場の空気が悪くなるし、感じ悪いな』『そもそもあの人は、こんな感情に飲まれてジタバタしないな』とか。少し冷静になってクールダウンできるんですよね。

自分の嫌いな人が、今の自分と同じ感情を持っていたらどう振る舞うか?もしくは尊敬できる人だったら?2パターンでイメージすると差が明確になるのでおすすめです。

 

落ち着いて冷静に感情をながめると、感情はその瞬間瞬間に湧いてきただけの、ただの感情なんだなー…と思えてきます。感情、それ以上でもそれ以下でもない。ホントにただの感情、ただそれだけ。みたいな。

 

怒りや悲しみ、喜びも、どんな感情でも湧いてくるんですよ。だって私たちは生きているんですし。死んでたら感情も湧いてきません。別にそれ自体は自然なことなので、あとは

  • 湧いてきた感情を自分とは別物として少し遠くから眺めるようにする
  • 感情が湧いたことを認める
  • その感情と自分とをごっちゃにしない、混ぜない

 

あまり自分を責めずに、湧いた感情をうまく流して行ければいいですよね。