人間関係

理不尽で身勝手な要求を上手に断ったり回避するための考え方

職場の人間関係は、悪いよりは、そりゃあ良い方がいい。人間関係が円滑な職場は仕事もしやすいですし、ストレスも溜りづらい。そのストレスだって人間関係が良ければ、いわゆる【良いストレス】になったりもします。

たとえば月末の決算で、仕事は目が回るほど忙しい。でも人間関係が良好な職場なので、みんなで助け合い、励まし合いながら決算業務をみごと乗り切った。

 

決算期のストレスはもちろんありますが、達成感もあり、結果として良いストレスになります。

 

これが人間関係が悪い職場ですと、同じ業務をしていても心にかかる負荷は倍々ゲームで増えていきます。

人間の悩みのほとんどは人間関係から生じるという言葉もあるように、仕事においても人間関係の良し悪しはとても重要な要素であることは納得していただけると思います。

職場の先輩や同僚の理不尽な要求を受けて自己嫌悪するのは無意味です

職場の先輩でも同僚でも、特定の相手(あなた)にのみ、理不尽で身勝手な要求をしてくる人、いませんか?

○○さんには愛想がいいのに、私に対しては上から目線で、いつも自分の受け持ちの仕事や雑用を押しつけてくる人…。

そしてそんな要求は飲みたくないのに、なぜか断れなくていつも汚れ役を引き受けてしまうあなた…。

大きなカモメと小さなカモメ

ハッキリ言いましょう。

あなた、舐められています。軽んじられています。

コイツになら、面倒くさいことを押しつけても別に良いでしょ、文句言う勇気も度胸もないでしょ?

 

もちろんそんな事思ってないよーと言う人もいるでしょう。が、あなたに理不尽な仕事を押しつけてくる時点で、その人の中には【あなた<<<私】という価値基準、順位が存在しています。

 

その人は自分よりも立場が上の上司や先輩に、自分の仕事を押しつけますか?押しつけていませんよね。それは何故か。その人の中で、上司や先輩は自分よりも順位が高いからです。

反対に考えると、その人があなたに身勝手な要求をしてくるのは、あなたがその人よりも下位でテキトーに扱っても大丈夫な存在だからです。

 

もちろん本当はそんな事ないし、あなたもちゃんと断っていいんです。

…でも、自分に自信がなかったり、要求をのむのが当然みたいな雰囲気ができあがっていると、今更断るようにするのって、なかなか気力や勇気が必要ですよね。

本当は嫌なのに、場の雰囲気を悪くしたくなくて余計な荷物を背負い込んで、アップアップして自己嫌悪。断れない優柔不断な自分に自己嫌悪。

 

その気持ちは分かりますが、でもあえて言います。

自己嫌悪するのは無意味です。

自己嫌悪する時間があるなら、どうすればこんな自己嫌悪をしなくて済むか、そっちにあなたの大事なエネルギーを使いませんか?

身勝手な要求をしっかり断るにはどうすれば良いのかを考える

まずは自分の気持ちをはっきりさせましょう。あなたは先輩や同僚の理不尽で身勝手な要求に、今後も応え続けたいんですか?

おそらく、いや、そこは絶対に【NO!】ですよね。

であれば、この後にやる事は簡単です。どうすれば、自分が相手の要求に巻き込まれないで住むのかを考えましょう。

 

どうすれば。

ここが肝心です。

 

何故、嫌なのに相手の言うことを聞いてしまうのか?なにが悪かったのか?どうすれば上手に断れたのか?などといった、原因追及はしなくても良いです。

 

これから私はどうなりたいのか?

相手の理不尽な要求をしっかり断れるようになりたい。

自分の望む姿をイメージして、そのために必要な行動や考え方を取れるようにしていきます。

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その相手はあなたの世界で一番大切な存在ですか?

とはいえ、言うのは簡単でも、実際に行動にうつすのはなかなか難しいと思います。

『断ると相手に悪いし、不愉快な思いをさせてしまうんじゃ…』と、心配になる事もあるかもしれません。

でも、

根本的な問題は、あなたに理不尽な要求をしてくる相手の側にありますよね?

 

気持ちの優しい人や、自己肯定感の低い人は、どうしても自分の本音よりも相手の気持ちや周囲の空気を優先してしまいがちです。

それは場面によっては美徳ですが、毎回であればあなた自身が疲れ切ってしまいます。

あなたにとって、世界で一番大切な存在は、あなただけです。

ちょっとクサイですか?恥ずかしい?でも大事なことなのでもう一回言います。

 

世界で一番大切で重要な存在。それはあなた自身です。

鏡で自分自身を見ている画像

自分を守ることをおろそかにしないで下さい。

ハッキリと断る人は信用されるし丁寧に扱われる事を知って欲しい

ちなみに…。

ハッキリと嫌な依頼を断ることが出来ない人は、良い人(都合のよい人)認定はしてもらえるかもしれませんが、信頼されることはありません。

むしろ毅然と断る事ができる人の方が、信頼や尊敬を得られるんです。

雄大に拡がるひまわり畑の画像

よくよく考えれば、そりゃあそうですよね。

本音はどうあれ、なんでもイエスマンでニコニコしている人と、自分の意見や考えをはっきりと伝えてくれる人。あなたならどちらが信用できますか?

 

昔、私も優柔不断で悪者になりたくなくて、断りたい依頼を受け続けていた時期がありました。

でも、段々それもしんどくなり、とうとう相手の要求を断る事にしたんです。その時の断り方は、ニセの用事を理由にやんわりと断る……というもの。

もちろん相手はそんなウソは見抜いて、私に言いました。嘘つき!と。

 

なんだか色んな意味でショックでしたねえ…。嘘をついて断ったのは、はっきり断って相手に嫌な奴認定されたくなかったからでした。

でも結局は嘘つきと呼ばれて、実際に嘘だったので、本音にフタをして自分に嘘をつかせた自分自身にも嫌気がさし……。

 

嫌ならはっきり断るだけで良かったのになあ。と、今なら思えますし、分かります。

依頼を断ってあなたを嫌う人は、どちらにしろあなたを好きにはなりません

それでも『断って相手に悪印象を持たれるのが怖い』ですか?

でも、理不尽な依頼は断って当然ですし、あなたの大事な人が同じ目に遭っていたら、あなたは何て言いますか?

『そんな意味不明な自分勝手な要求、断りなよ!』って、言いませんか?

 

そんな面倒くさい相手、むしろ嫌われてしまった方があなたの未来にとっては有益です。嫌われるのは、確かに怖いです。それは人間の本能なので、仕方ありません。

でも、だからといって誰からも好かれる状態というのも、現実的に考えて不可能です。

 

人間関係は

好き(大事)な人:どうでもいい人:嫌いな人=2:6:2

この割合に収まっていれば生きていくのに支障はありません。

 

あなたに理不尽で身勝手な要求を押しつけてくる人が、あなたにとって大事な人であるならともかく、そうではないですよね。

であればその人は【どうでもいい人~嫌いな人】の枠に入っていただきましょう。

そしてあなたはあなたのやるべき仕事を黙々とこなしていれば大丈夫です。

 

見ている人は、実はしっかり見ています。理不尽な要求を断ったからといって、あなたがフ不利になることは、本当は全然ないんですよ。

平和な美しい自然の風景