マンガ感想文

まんが感想『りえさん手帖 ホントにやせた編』ステキにがんばらない

りえさん手帖のコミックレビュー

 

先日書店で立ち読みしたら面白くて、予定外に購入してしまった

『りえさん手帖 ホントにやせた編』

 

基本カラッと、時々しんみり。基本笑って時々じんわり。

擬音で表現すると、そんな感じ(どんな感じ)の作品です。

頑張り終わったりえさんの、頑張らない日々

『毎日かあさん』で見事な肝っ玉かあさんっぷりを披露してくださった西原先生ですが、こちらでは『卒母』をした『頑張らないりえさん』のご登場です

お子さんも大きくなり、ただのおばさん(?)になった西原先生の日々を描いたコミックエッセイ。

基本1ページの漫画の中に見事なオチと含蓄があって、読んでいて笑うと同時に人生勉強もさせてもらえる感じです。

 

人生色々あるかもだけど、『生きてるだけで100点』って思えてきます。細かい事は気にしない、誰も憎まない、考えない、お酒はやめると痩せる。

 

……勉強になりますよ!

私の好きなりえさんの暴言・名言

私が笑った暴言編(ってほど暴言でもないけど)

  • 近所のクレーマーじじいの「猫と犬は全部保健所だ」発言に対して

「てめえが保健所行け じじい」

 

りえさん激怒するでもなく、無表情チックに返してるのが逆にリアルです。

 

  • ダイエットのために通っているジムの先生(ガチムチ)の背中の筋肉。それを『巨大な平家ガニ』と評し、

「こいつがラーメン食べ放題の妖精かー、いらねえなあ」

たしかに女性には重すぎますかねー。

 

私がジンとした名言編

  • 毎日新聞社の取材で、ザツ?な写真の撮られ方やら、ザツ?な接待のされ方に悪口言おうとするも、焼酎飲んだらどうでも良くなるりえさん。

「よっしゃ 今日もおつかれちゃん」

 

…イケメンです。

 

 

  • お子さんが小学生時代の夏の猛暑で、「今日は学校休み」と『猛暑 自主学級閉鎖を敢行』

「そこまで無理して行くことないって」

 

学校の先生に余裕がなくて、頼れないと悟った西原先生が下した判断です。やっぱりイケメンです。

西原先生のエッセイは人生の教科書

『できるかなシリーズ』とかの、西原先生のほかの作品は、実は私、苦手です。毒気がすごくて、あてられる感じで読めないんです(すみません)。

でも『毎日かあさん』と、この『りえさん手帖』は大好き。

 

テーマのせいかもしれませんが、毒気よりもしんみり成分が多いからかなーと分析。時々ノスタルジーのカウンターが入ったりして、胸が締め付けられるんですよ。

 

『一番得は なにもしない時間』

『何も憎まない時間』

 

…とか。

 

人生において忘れがちな大事な事や、教えてもらわないと気付かない人生の肝的な事とか。

 

とにかく深いのです。そして笑えるのです。

 

笑いも別に、誰かをおとしめて取る笑いじゃなくて、愛のある観察眼から来る笑いなのでね、素直に笑えます。

 

2巻も楽しみにしてます。